RSSを即時配信、Googleエンジニアも推奨するPubSubHubbubを実現するWordPressプラグイン「PuSHPress」
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- 2012年09月07日
- Wordpress(Tips,プラグインetc...)
- Wordpressプラグイン

「PuSHPress」はPubSubHubbubによるコンテンツ更新の通知をサポートしてくれるWordpressプラグインです。「PuSHPress」は新着記事をRSSへほぼリアルタイムで配信してくれます。コンテンツ更新をリアルタイムで通知するためSEO対策にもなります。
PubSubHubbubとはなんぞや?
WordPressプラグイン「PuSHPress」を解説する前に、まずPubSubHubbubについて説明します。
PubSubHubbubは「パブサブハバブ」または「ハブサブハブバブ」と読み、略して「PuSH(プッシュ)」と呼ばれています。
難度の高い早口言葉のようです。
まずは試しに3回繰り返して言ってみましょう。
スーッ・・・パブサブハバブ、ハブサブバブべブ、ハベサバビブベ☆#!*!
さて、PubSubHubbubはブログやサイトのコンテンツ(記事)更新を随時通知するプロトコルです。
Googleリーダー、livedoorリーダー、FriendFeed、FeedBurnerなどが対応しています。
Blogger、WordPress.comはデフォルトでPubSubHubbubを装備しているみたいですね。
通常のWordPressでPubSubHubbubを利用するには、「PuSHPress」などのプラグインが必要です。
PubSubHubbubのメリットとSEO対策の有効性
PubSubHubbubを利用するメリットはコンテンツを即時通知できるという点です。
ある程度の期間ブログやサイトを運営・更新しているならコンテンツのインデックスの速度はかなり早いですが、まだリアルタイムではありません。
PubSubHubbubでコンテンツ更新を即時通知することによってインデックスの速度が早まります。
RSSリーダーへの新着記事更新の通知をPubSubHubbubが行なってくれます。
通常、RSSは一定間隔でブログに新着記事の有無を確認する仕組みになっています。
なので新着記事を更新してもRSSへ即時配信というわけにはいかないのです。
PubSubHubbubの名前にも含まれているHub(ハブ)と呼ばれるプロコトルがサーバー(ブログ)とクライアント(RSSリーダーなど)の間に入り、コンテンツ更新をクライアントに伝えてくれるのです。
一定間隔の更新取得から、自ら更新を伝える形態に変えることができるのです。
※ブログというよりサーバーから更新通知を受け取ります。
Hubを介することでGoogleリーダーなどのRSSリーダーに新着記事の更新をほぼリアルタイムで届けることができます。
RSSリーダーで購読してくれている読者にいち早く記事を届けられることもメリットですが、コンテンツ更新をいち早く通知することでパクリ対策にもつながります。
スクレイピングサイト、つまり他人のコンテンツをパクったサイトがオリジナルよりも上位表示され、さらにはオリジナルがパクリとされるという何とも理不尽な現象が起こる時があります。
PubSubHubbubを利用することでオリジナルはこっちであると認識させる効果が期待できます。
パンダアップデートが導入されたためスクレイピングサイトは減っているものの、オリジナルコンテンツであるとGoogleに認識させることはSEO的にも有効です。
Googleのエンジニアであり検索エンジンのスパム担当のリーダー・Matt Cutts氏もPubSubHubbubを推奨しているようです。
PuSHPress
さて長くなりましたが、「PuSHPress」について解説します。
案外このプラグイン知らない人多いんじゃないかなぁと思って筆をとるに至りました。
「PuSHPress」はPubSubHubbubの利用を可能にするWordpressプラグインです。
導入は至って簡単、インストールして有効にするだけで特に設定はありません。
有効にしておくと「PuSHPress」がPubSubHubbubを利用してRSSにコンテンツ更新の通知を行なってくれます。
(解説短っ)
PubSubHubbubについてはこちらの記事がすごく分かりやすいです。