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なぜ開業したのか?開業するメリットはなんなのか?を経験を交えて解説

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soho-kaigyo

開業には「個人事業の開廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」の届出が必要です。どうして開業する必要があったのか?開業するメリットとは?といったことを解説したいと思います。開業は特に難しいことではなく、拍子抜けするぐらい簡単に個人事業主になれます

開業届を提出した理由

この記事はFC2ブログ時代に書いた記事ですが、見直しもかねて書き直しました。
開業届を書いた理由を説明したいと思いますが、まずは開業に至るまでの経歴を軽く解説します。
●2010年1月:
契約社員として務めていた某CDショップの退職。失業保険もらいつつ次の仕事をどうしようか鼻をほじりながら考える。

●2010年9月:
半年のニート生活に飽きてきたころ貯金も尽きてきたので仕事を探し始める。んがしかし!生まれながらの引きこもり体質なので外に働きに行くという選択肢は最初からなく、「なんかええ在宅の仕事ないかえ」とごちながら@SOHOで仕事を探しはじめる。

特化したWEBのスキルは持ちあわせていなかったため、未経験でもできそうな在宅ライターを選択。最初に応募した案件は不採用となったが、やっぱり仕事して欲しいとの連絡が来たので即OKの返事をする。最初の案件でラッキーにも仕事をゲットし、地獄へと続く天職となるライターの仕事を始める。

●2010年10月:
記事の納品が問題なく完了し、最初の案件を無事終える。再び仕事がなくなったのでブログ広告.comなどのブログライターサイトで記事を書き始める。

●2011年2月:
ブログライターサイトでちまちまと稼ぎつつ、ライティングの仕事を1つゲット。その後2つ3つと仕事が増える。

●2011年6月:
なんだかんだで(あんまり覚えていない)ライティングを依頼してくれる会社が3つに増え、収入も上がってきたので税金対策をかねて開業を考え始める。

●2011年8月:
「そろそろ開業すっぺか」とライターとして生きることを決意。税務署に開業届と青色申告承認申請書を提出し、正式にライターとして開業する。

というかなりいい加減な経歴からライターとして開業するに至りました。開業した時はまだパンダアップデートやペンギンアップデートがなかったのでWEBライターとして結構稼げたんですよねえ。おいしい案件も多かったので、普通のサラリーマンぐらいの給料は稼いでました。個人事業なので厚生年金とかはないのでアレですが。

開業するメリットとは?

そろそろ本題に入りたいと思います。(今までのはなんだったのか)
なんでわざわざ開業したのか、開業するメリットはなんなのか?について説明したいと思います。

開業した理由は、結論から言うと税金対策のためです。幸運にもライターの仕事である程度稼げていたので、税金を払わないといけなくなったからです。開業届けを出さなくても確定申告はできますし、ライターも仕事できます。しかし、青色申告書で確定申告するためには開業する必要があるのです。

確定申告は白色申告書と青色申告書を選んで提出できるのですが、開業届を出していない場合は白色申告書しか選択できません。なぜ白色申告書ではダメなのかというと、税金の控除が受けられないからです。仕事で使った経費を計上することもできません。
一方、青色申告書は最高65万円の特別控除を受けることができ、経費を計上して売上から差し引くこともできるのです。通信費やソフトウェア代、それに自宅で仕事をしていれば家賃や光熱費をいくらか経費として計上することができるのです。つまり白色申告書で確定申告するよりも税金を安く済ませることができるというのが大きなメリットなのです。その分、帳簿付けを毎月しなければいけないというめんどうなデメリットもありますが、お金のためなのでやるっきゃないですよね!

もうひとつ理由があり、ライターの報酬は源泉徴収として10%差し引かれた額が給与として振り込まれます。所得が一定額以下の場合、徴収された10%は確定申告後に還付金として戻ってきます。昨年は実際にいくらか還付金として戻ってきました。毎月10%引かれるので一年の換算すると結構な額になります。白色申告書で提出しても還付金は戻ってきますが経費などを計上できないため、所得がほぼそのまま税金にかかってしまいます。しかし、青色申告書なら経費を計上して所得金額を少なくすることができます。所得金額が少ないということは、支払う税金が少なくなるということです。経費を計上するかしないか、特別控除が受けられる受けられないかで、年の所得が一定額を越える・超えないが変わってくるんですよね。だから青色申告書で申告するのです。
※所得は収入から経費を差し引いた額のことです。

ちなみに、契約する会社によっては源泉徴収せずにそのままの金額で給与が振り込まれる場合があります。通常なら報酬を支払っている会社がきちんと源泉徴収しなければならないのですが、していない会社が多いです。この場合、所得が一定額以上があると逆に確定申告後に税金を収めなければならなくなります(所得が一定額以下なら収める必要はないですが)。
源泉徴収された分を取り返したいという願望が大きな理由でもあるんですよね~。とまあこういった理由から開業届けを提出するに至りました。

開業届を税務署に提出する方法

前項で開業届を提出した理由を解説しました。次は税務署に届け出る方法を解説します。
まず知っておくべきは「個人事業の開廃業等届出書」を提出しなければ、肝心の「所得税の青色申告承認申請書」が提出することができません。なのでまずは「個人事業の開廃業等届出書」を提出する必要があるのですが、同時に提出できるので税務署に行って2つとも書いちゃいましょう。

開業をするのは始めてなので最初は勝手が分かりませんでしたが、とりあえず税務署に行って役所の人に聞きながら書こうと思い、意を決して普段行かない税務署に乗り込むことにしました。何を持っていくか考えましたが、特になかったので印鑑だけ持っていきました。

さて税務署に到着し窓口で、「あのぅ、開業届けと青色申告承認申請書提出したいんですけどぅ」とおどおどしながら役所の人に告げるとすぐに書類を持って来てくれました。係の人にテーブルに案内された後、「ここで書きなはーれ」と言われました。係の人は迷える子羊的な自分を見捨てることなく、テーブル越しに書類の書き方をひとつひとつ教えてくれました。詳しい書き方は別記事で解説しているのでそちらをご覧いただきたいのですが、書いた項目と言えば住所・氏名・職業・生年月日、事業の内容と開業日ぐらいでした。屋号の記入欄がありますが、屋号がなければ空欄のままでもOKのようです。

開業届はすぐに書けたのですが、開業日をどうしようかちょっと悩みました。仕事自体はその年の初めからだったのですが、税務署の人に聞いたら「別に開業日はいつでもいいっしょ」との回答。ただ、気になったのは「所得税の青色申告承認申請書」は開業してから2ヶ月以内に提出する必要がある、ということです。ということはですよ、開業日は最大でも2ヶ月しか遡れないということです。8月1日に税務署に行ったので2ヶ月前に開業したことにし、6月2日を開業日にしました。できるだけ経費を落としたかったので最大の2ヶ月遡りをフルに使って2ヶ月前を開業日としました。

ひとつ気になっていたことがあり、開業するまでにアルバイトなどで得た収入はどうすればいいのか>と尋ねると、「源泉徴収されている給与がある場合は、確定申告の際に一緒に給与として書いてください」と教えてくれました。開業する・しないに関わらず、収入はちゃんと申告しないといけないということですね。

開業届を書いた後は「所得税の青色申告承認申請書」を書きましたが、こちらも係の人に聞きながら書いたので迷うことはありませんでした。こちらも詳しくは別記事で画像つきで解説していますが、簿記の方式は「複式簿記」を、「備付帳簿名」は「現金出納帳」「預金出納帳」「総勘定元帳」に丸をつけて提出しました。

はい、これだけで開業に必要な書類の提出は完了です。思っていたよりも簡単な書類だけで個人事業主として開業できたのでちょっと拍子抜けですが、法人登録するわけでもないのでこんなものかなぁとも思います。
ま、開業するのは簡単ですが開業してからも収入を維持させることが難しいんですよね。それに肝心の確定申告がめんどくさいですが、お金のためなので毎月帳簿付けをして確定申告しなければいけませんね。

開業届と青青色申告承認申請書の詳しい書き方は以下の記事で解説しています。

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