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在宅ワーカーのための確定申告に関する素朴な疑問13点まとめ

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確定申告の疑問

今年もやってきました確定申告の季節。在宅ワーカー(SOHO)が感じるであろう確定申告に関する疑問点をまとめてみました。事業用の銀行口座は必要なのか?帳簿や領収書は提出義務があるのか?家賃や光熱費は経費に計上できるのか?といった疑問から、白色申告書、青色申告書の違いなどを解説しています。確定申告の参考にどうぞ。

目次:
事業用の銀行口座は必要なの?
帳簿は税務署に提出しなければいけないの?
じゃあ領収書は提出するの?
青色申告書は誰でも提出できるの?
青色申告申請承認書はいつまでに提出するの?
白色申告書で経費は計上できるの?
白色申告書は記帳義務はあるの?
白色申告書は事前の届出は必要なの?
家賃や光熱費は経費に計上できるの?
オークションの利益も申告の必要があるの?
簡易簿記と複式簿記どっちがいいの?
結局、白色申告書と青色申告書どっちがいいの?
医療費控除の金額は?交通費は含まれるの?

事業用の銀行口座は必要なの?

あれば便利ですが個人用の口座と一緒でも問題はありません。
生活費を口座から出す場合は、事業主貸の項目で帳簿付けします。

事業主貸・事業主借の使い方は別記事で解説しています。

帳簿は税務署に提出しなければいけないの?

白色申告書でも青色申告書でも基本的に帳簿は提出しなくて大丈夫です。
税務署から要求された場合のみ帳簿は提出します。
不自然なお金の入出金があったり高額な出費があった場合など、税務署が「怪しいな~」と思った場合は要求されることがあります。

じゃあ領収書は提出するの?

領収書も基本は提出しません。要求があれば提出します。

青色申告書は誰でも提出できるの?

個人事業主が青色申告書で確定申告するには、事前に税務署に開業届と青色申告申請承認書の提出が必要です。
青色申告申請承認書は開業届を出さないと提出できないので、開業する際はセットで提出します。
いずれの書類も提出していない場合は、白色申告書での提出になります。

青色申告申請承認書はいつまでに提出するの?

青色申告申請承認書は開業してから2ヶ月以内としています。
私の場合はその2ヶ月という期限を最大限遡って開業日を設定しました。

開業届と青色申告承認申請書の書き方は別記事で解説しています。

白色申告書で経費は計上できるの?

白色申告書でも経費は計上でき、収支内訳書で経費を計上することになります。
ただし、青色申告書の方がメリットがあります。
例えば、青色申告書なら30万円未満の固定資産を一括で経費に計上できますが、白色申告書は10万円以上の固定資産は経費に計上できないため減価償却で経費計上する必要が生じます。
青色申告書では最大65万円の特別控除が受けられますが、白色申告書には特別控除がありません。
ある程度所得があるならば青色申告書で申請した方が税金を安くできるでしょう。

白色申告書は記帳義務はあるの?

白色申告書に記帳義務はありませんが、事業所得が300万円を超えた場合は記帳が必要となります。
それだけ所得があれば青色申告書で提出した方が断然いいですね。
青色申告書は記帳の提出義務はありませんが、記帳の義務があります。

白色申告書は事前の届出は必要なの?

白色申告書は事前の届出なしでも提出できます。
税務署で「白色申告書くださいな」と言えば誰でももらえます。
青色申告書は開業届を提出した後に青色申告申請承認書を提出しなければならず、提出していれば毎年1月末ごろに自宅に青色申告書が届きます。

家賃や光熱費は経費に計上できるの?

家賃、光熱費、通信費などは経費に計上できます。
ただし、自宅を仕事兼用として使っている場合、事業用として使った割合分を按分(あんぶん)する必要があります。
例えば家賃6万円、1日に自宅で仕事を8時間する場合、1日の3分の1を仕事として使うので、6万円の3割=2万円を経費として計上します。なので生活費としての家賃は7割ですね。
毎月按分するのは面倒なので、毎月家賃をまるごと経費として落としておき、年末に按分すると楽です。
6万円×12ヶ月=72万円÷7割=48万円を差し引き24万円を経費として計上するために、48万円は事業主貸として処理します。

毎月
家賃按分

年末
家賃按分

光熱費と通信費も同様に、事業用として使った分だけ年末に按分します。
私の場合は家賃と光熱費は4割、通信費は8割を事業用として計上しています。

詳しくは別記事で解説しています。

オークションの利益も申告の必要があるの?

オークションで得た利益の確定申告についてはいくつかパターンがあります。
まず生活で使用する家具、什器、衣服類などの生活用動産をオークションで売っても課税対象にはなりません。(30万円を超える貴金属類や美術、骨董品などは課税対象)
それ以外の物を売った場合は課税対象になります。

サラリーマンなど給与所得者の場合、年間20万円以下なら申告の必要はありません。
副収入として20万円以上利益が出た場合は申告の義務があります。
専業主婦、無職の場合は38万円以下なら申告の必要はありません。

個人事業主の場合、オークションは雑収入となるので申告は必要です。
転売を目的として商品を仕入れオークションで販売した場合は事業所得とみなされます。
ただし、オークションにかかった出品手数料や配送料、通信費は差し引くことができますので、経費として計上しておきます。

※オークションの収入はバレないと思いがちですが、最近はインターネット取引の監視が強化されているため、収益が多いとバレてしまう可能性が高くなります。

簡易簿記と複式簿記どっちがいいの?

簡易簿記は青色申告特別控除の額が10万円なのに対し、複式簿記は65万円となっています。なので税金を節約するには複式簿記の方が有利です。

結局、白色申告書と青色申告書どっちがいいの?

白色申告書は赤字を来年度に計上できませんが、青色申告書は持ち越すことができます。
青色申告書では事業で使った費用はきちんと計上でき、特別控除も受けられるので税金を安くできるのが大きなメリットです。
デメリットがあるとすれば、記帳義務があるので毎月帳簿付けをしないといけない点です。
白色申告書で申請する場合でも収支内訳書を提出しなければならず記帳の義務がないとは言え、売上や経費を把握する必要があるのでいずれにしても帳簿付けが必要となります。
ただし白色申告書の方が確定申告は簡単です。

医療費控除の金額は?交通費は含まれるの?

医療費控除は一年の総額が10万円以上であった場合に受けられます。
本人だけでなく、生計をともにする家族の医療費も対象となりますので、家族分をまとめて計上してみましょう。

医療費控除はいくつか注意点があります。
1.医療費控除を受けるには、医療費控除の明細書、および領収書が必要です。
歯医者、整体の通院費なども対象となっています。
通常の領収書は提出しませんが、医療費控除を受けるには領収書が必要なので注意しましょう。

2.インフルエンザの予防注射代は医療費控除に含まれません。これは要注意。

3.通院にかかった交通費も医療費に含めることができます
電車、バスなどは領収書がとれませんが、医療費控除の明細書に交通費を書いておきます。
交通費は領収書がないので忘れてしまいがちですが、計上しないと損をするので必ず計上しておきたいですね。

交通費に関してはAll Aboutで解説されています。

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